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ぴぴちゃんの毛布
セキセイインコのぴぴちゃんが亡くなってしまったのは、
2005年の11月5日。3才と3ヶ月の短い命だった。
幼い時に文鳥や十姉妹、金魚などを家で飼った事はあるが、
ぴぴは私にとって初めて「小さくて大切な命」として生活を共にした動物になった。
ぴぴはとても面白いインコで、思い出は語り尽くせないほど沢山あるのだが、
通院を始めてからたった1週間で、それも病院で独り寂しく逝かせてしまった事が、
いまだ心に重く、その喪失感がなかなか薄らぐ事がないままに時が過ぎていった。

そしてこの5月5日でぴぴが亡くなってやっと半年を迎えた。

フレンチブルドッグのうららはもともと、
気の強いぴぴの友達として迎えようと思っていた犬で、
うららが生まれた10月、まだぴぴは元気に生きていた。
うららの兄妹たちは沢山居て、
「どの子にしようかな、ぴぴがもし頭の上に乗っても怒らない優しいいい子はどの子かな」
と迷っているうちに、突然ぴぴは逝ってしまった。
ぴぴが居なくなってしばらくは辛くて泣き続ける日々。
もちろんワンコのお迎えは白紙になってしまったが、
その2ヶ月後、ご縁がありうららは我が家の一員になる事になった。

うららがうちに来たのは年末の12月29日。
以来寒い日が続き、おネムの時間には茶色のフリース毛布をかけてやり、
その中でうららはすやすやとよく眠った。
ある日、うららのケージを見ると、いつも掛けてある茶色のフリースが無い。
母に聞くと、あの毛布は毛玉が沢山ついてて古いみたいなのでみすぼらしいし、
お父さんが捨てて新しいのを買ってやれと言って取り外した、と言う。
私は「あれは…。」と言いかけたが、後はいきなり涙が出て言葉が続かなかった。
茶色のフリースは、寒がりのぴぴの鳥カゴに暖を取るためと、
夜眠る時の遮光の意味で購入したもので、
いつもぴぴのケージの傍らにあったものだった。
最後の短い闘病時、辛そうなぴぴがそのフリースに包まれたカゴから
何度も顔を出しては私の元へ寄ってきた光景がよみがえる。
うららを迎えた初日、ベッドだけでは寒そうなうららに、
あるじを失った空っぽの鳥カゴの中に大切に仕舞ってあったフリースを
何のためらいもなく与えた時、
少しだけぴぴを失った悲しみが癒されたような気がした。

幸いフリース毛布は捨てられておらず、洗って干してあった。
初夏を迎え出番はなくなったが、近いうちに毛玉取りで綺麗にしておかなくては。
今年の11月5日にはまたこの「ぴぴちゃんの毛布」にくるまって
すやすやと眠るうららを見る事ができるだろう。


img20060609.jpg
ぴぴ近影

img20060609_1.jpg
毛玉だらけの毛布で眠るうらら


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